今から思えば実にアホなんですが、小学生の時宇宙人やUFOが居ることを真面目に信じておりました(爆笑)。毎週木曜スペシャル(昭和時代の番組)や、矢追純一シリーズと言う番組などを喰い入るように見てました(爆死)(注1)。昭和の男子はみんは知っているはず。
そこで、あまりにも熱が高じて、私はUFO探知機と言うバカバカしいものを作りました(笑)。その探知機と言うのは、UFOが近くを飛ぶと(笑)“”反重力“”と言う謎の力が作用して、ブザーが鳴ると言う代物でした。
ブザーと言うのが高額な物のように思えた私にはお金がなかった為、ブザーの代わりに家にあった小さな豆電球で代用することにしました。
UFO大図鑑(笑)と言う本を用いて、コツコツ1ヶ月くらいかけてなんとか探知機(笑)を完成させました。そして、親にバレると捨てられるのではないか、と動物の(笑)第六感が働き恐怖に怯えた私は、親に気付かれにくい他人の死角となり得て雀が巣を作りそうな雨戸近くに探知機を設置。
しかしその死角が不幸を呼び、私は苦労して作った探知機の存在自体をすっかり忘れてしまい(バカ)、半年経って「あっ！」と思い出してその探知機の所まで行きました。
すると、苦心して作った探知機は錆び付いて見るも無惨な形に変形し使い物にならない状態になってました。「しまった、なんてことを俺はしてしまったんだ」と私は凄い後悔をしました。後悔先に立たず、とは正にことです。今まで生きて来て、これ程までに後悔をしたことはありません(笑)！
そこで、私は思いました。もしかしたら、自分がスヤスヤと熟睡していた夜中にUFOが音も立てずにスーッと飛来し上空にとどまり、“謎の電波”→(反重力)が発生し、それに反応した音の鳴らない豆電球がピカピカと“一人”静かに光り自分に一生懸命に知らせてくれていたのではなかろうかと。
そんな出来事があったかもしれなかった、“健気な”UFO探知機さん、ごめんなさい。
(注1).見てました(爆死)→(爆笑)の打ち間違いで、誤字です。
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